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2018.03.03

【中級編2】実戦に見る手筋3

前回に引き続いて、今回も2二飛からの
詰まし方の勉強となります。
ここで前回は4二銀の合駒(4二角も)
だったら、どうやって詰ますかを
考えました。

4二銀と合駒された場合は、4一銀と打ち
同玉と取らせて、3二金と打って手順に
追いかけていく攻め方
を軸に、詰ます
ということでした。

そこで後手は考えました。
角や銀の合駒では、横に動けない弱点を
つかれて攻められてしまうから、今度は
4二飛車と打ってみようと。
4二飛車の形なら、同じように4一銀
同玉、3二金と打って来られても同飛と
取れるわけです。

さぁ問題。
4二飛車の合駒にはどう攻めますか?



答えは


  ↓




6二金の送りの手筋

意味が分かりますか? 
わざと金を取らせて玉を向うに送り、
相手の飛車を取りつつ、自分の飛車は
龍に成って敵玉に近寄るわけです。

すなわち6二金、同玉、4二飛車成
  ↓これでどうだ!

この形は、今度は相手が合駒をしても
5一銀と打って、後手は取れない形。
1間龍(いっけんりゅう)という形です。
その後は、5二金に5一銀となります。
一間龍から斜めに利く駒を打つ攻め方は
寄せの王様みたいな手筋です。

  ↓ この銀打ちが厳しい

この銀は取れないので、後手は7一玉と
落ち延びようとしてきますが、ここから
王手を連続して詰ましにいきます。
問題 ここでどう指しますか?



答えは


  ↓



7二金の捨て駒 (6一飛車打でも詰む)

詰ますのに駒は足りているので、
考え方を分かりやすくするために、
頭金と打って、詰ます方で行きます。
同玉と取らせれば5二竜が王手になります
そして後手は8三玉と逃げますが、
問題 ここでどうしますか?




答えは



  ↓




8一飛車 (もしくは8二飛車でも良い)

とにかく足の長い、遠くまで利きのある
飛車を下から打って、後手は合駒も
出来ないという形にしたかったわけです。


問題 さぁもう一息。
ここでどうしたら詰みますか?




答えは



   ↓



8四金、9五玉、9六歩で詰み


もしくは・・・・

9五金、同玉、9六歩、9四玉、9五歩

  ↑
こういうふうに、わざと捨駒をとらせて
下から歩をどんどん突いていく詰まし方
もよくある詰まし方です。
香車を働かせるのです。

以上、詰ましの手筋として、
①送りの手筋、②1間竜の形で斜め打ち
③飛車の足の長い使い方、④捨駒の手筋


これら、実戦で使える場面がものすごく
多い技なので、覚えておくとバンバン
成功します。