講座一覧

2017.12.21

【初級編2】玉を追い詰める3

問題1 ここで、どう追い詰めますか?



答えは

  ↓


8四香車

これで後手の8三からの玉の脱出を防いで
次に8三銀や金で詰ますことが出来ます。
答えの8四香車のところで、香でなくて
8四から銀や金も打つのも良い筋です。
ただ、次に詰ます形になってないから、
その分だけ8四香には劣ります。

なお、8四香のように次に詰ませる形を
将棋用語で「詰めろ」(つめろ)

いいます。そしてその詰めろの中でも
相手に全く受けがない状態のことを
特別に「必至」(ひっし)
といいます。
この8四香車の場合、後手に持駒が
ないため受けようがなく、詰めろの
パワーアップした形である「必至」

ということになります。



問題2 ここでどうしますか?


答えは

  ↓




4一飛車成、同玉、2二金

なんとこれで必至がかかっています。
この形は有名な必至で、後手がどんなに
多く駒を持っていても受けなしです。

実戦でこんなにうまく攻めが決まれば
いいんですが、こうはうまくいかない
場合は、
4一飛車成のところでは、
ベタっと5二金と打って、張り付くように
攻めるのが良い攻め
です。




次の問題 ここでどうしますか?



答えは

  ↓




6三銀と逃げ道封じです

こう打たないで4二とから攻めていっても
どんどん反対側に逃げられていって
中々つかまらなくなります。そういうのを
「王手は追う手」と言って下手な寄せ方の
見本
みたいな指し方となります。




問題 後手が5二金と受けてきましたが
ここでどういきますか? 答えは二つ



答えは

  ↓



7二銀成で必至

これで受けがありません。

もう一つの答えは、
これも重要な良い手なので覚えてください
4二金のぶちこみです。

こういうふうに自分の駒の方が多く
利いている場所に打ち込んで攻めるのは
実戦における基本の攻め方です。
以下、同金、同と寄、6一玉、
6二金で詰みとなります。




問題 では6三銀のしばりに対して
6二金と受けてきた場合は?
答えは二通りあります。



答えは

  ↓



7二金、同金、同銀成で必至
まず7二金と打ちます。うまい手。

6三金と銀を取ってきたら、42とで詰み
なので7二同金と取ってきますが

7二同銀成で必至がかかります。


もう一つの答えは
4二と寄、6一玉、5二金のぶちこみです
まずは4二と寄 (と金が寄る意味)

と金が寄るので「4二と寄」ですね
そして次に金のぶち込み

これを同金と取ってくれば同と、7一玉
7二金で詰みます。 が!!!
後手はここで金を取らずに7一玉と
逃げまくります。
対して先手は6二金、8二玉と進んで、

問題 さて、ここでどうしますか?
このまま上に逃げられたらいけません。


答えは

  ↓





7二銀不成(ならず)

これが銀の性能をいっぱいに使った
うまい攻め。次に8三金の詰めろ。
なお、この7二銀不成のところ、
8四金と逃げ道をつぶしておくのも良い手。
ただし、それは詰めろになっていないので
7二銀不成の方が良い。

後手はまだまだしぶとく
9二香とねばってきました。

まるでゴキブリみたいにしぶとく
逃げようとしてきます。
先手は8三金と上から押さえます。

問題  ここでどうしますか?
 答えは二つ


答えは

  ↓



7一金の必至 これで受けなし

こうやって受けなしの形は実戦で
よく出るので覚えておきましょう。

もう一つの答え。実は、
8一銀成からの詰みがあります。

同玉に 7二金寄

以下は9一玉に8二金寄で詰み
または8二金寄のところ、寄らずに
8三の金をまっすぐ進んで
8二金直(すぐ) でも詰み
まっすぐは漢字で「真っ直ぐ」と書くので
82金直と表現するわけです。

豆知識でしたw